2012年9月22日 12:15
名古屋の「シャチボン」に代わる新興「名古屋スイーツ」はブレイクするか?
古くはきしめん、新しくは手羽先やあんかけスパゲティなど、ある意味キワモノ扱いだった名古屋のローカルフードが、「名古屋めし」として全国に認知されつつある。
しかし、まだまだ全国的には無名な名古屋めしもある。
結論から言うと、それは「スイーツ」だ。
名古屋は城下町だけあって、もともと茶の湯が盛んな町。
そんなバックボーンから、今もスイーツ好きが多い。
加えて、八丁みそやたまりじょうゆが象徴するように、名古屋の味は総じて「濃い」ものが多く、辛いモノは辛く、甘いモノは甘い。
スイーツもその例に漏れず、独特かつ強烈な進化を遂げている。
その代表的な存在が「小倉トースト」だ。
その名の通り、トーストの上に小倉あんがドッサリ乗っかっているトースト、名古屋の喫茶店では定番中の定番メニューだ。
店にもよるが、ポイントはこんがり焼いた食パンの上に、先にバターやマーガリンを塗っておくこと。
そして、あんは、こしあんではなく粒タイプの小倉あんだということ。
パンのサクサク感とバターの風味、そこに小倉あんならではのツブツブ感と甘さが加味される。
くぅー、インパクト大である。
小倉トーストのおともには、濃い目のコーヒーがオススメだ。