すき家、高価格商品発売の意図--「値引競争に飽きられたのが理由ではない」
価格は並が630円で、「牛丼(並盛)」が280円という同社のメニューラインナップの中では少々高めだ。
どういった狙いで発売したのか。
同社担当者に聞いた。
同商品は、蒸して炭火で焼いた豚肉に白髪ねぎと粒山椒を添えた丼メニュー。
豚肉は蒸して余分な脂を落とし、甘辛いタレをつけて香ばしく焼き上げるという。
よりやわらかく仕上げるため、豚肉は叩いて筋などを断ち切る下処理を行い、ふっくらと箸で切れるほどのやわらかな蒲焼になっているという。
今回の発売の意図について、担当者は「もともとすき家は牛丼を主軸としつつ、カレー、丼など多岐にわたるメニューを展開しています。
豚かばやき丼は、『こだわり丼』というメニューカテゴリの1つとして開発しました」と語る。
630円という価格設定については、「すき家のお客様は来店頻度が高く、月に数回は来店するという方が多いです。
例えば、週2回来店する方が週1回は牛丼を食べ、もう1回を豚かばやき丼を食べるというような利用法をしていただければと思っています。
あるいは、他の定食屋で食べていた1食の代わりに豚かばやき丼を食べていただたくなど。
牛丼に変わるアイテムということではなく、豊富なメニューをそろえることで来店動機になれば」と語る。
同店では来店者の6~7割が牛丼を頼むそうだが、今後も牛丼が主軸という路線は変わらないようだ。
同商品のターゲット層については特に限定はしておらず、「現在、20代~40代の男性の方に多く食べていただいているが、結果的にそうだったというだけ。
ファミリーで訪れ、豊富なメニューから選べるという基本路線は変わりません」とのことだ。
今後もこのような高価格帯の商品を投入していくかについては、「丼シリーズは他のメニューと比べると高い価格帯になります。
ただ、ニーズがあるものを開発して提供することが第一で、価格から考えているわけではありません」という。
一部報道で、低価格訴求に飽きられたための路線シフトでは、と言われていることについても聞いてみたところ、「短期的な部分だけを見ての意見かと思います。メニュー開発には時間もかかりますし、そんなに単純ではないです。
安さをきっかけに来店したお客様にもう1度来店してもらうためにも、新たなメニューの投入、豊富なメニューラインナップを今後も訴求していきたいと思います」とのことだ。
発売から2週間近くたつが、反響はおおむね予想通りで好評だという。
今後も月1回のペースで新商品を投入していく予定で、今月末には牛丼のトッピングも新たに追加になるという。
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