くらし情報『マネーのトリビア (32) いざという時の頼りの「失業手当」、いくら支給されるの?』

マネーのトリビア (32) いざという時の頼りの「失業手当」、いくら支給されるの?

マネーのトリビア (32) いざという時の頼りの「失業手当」、いくら支給されるの?
何かの理由で会社を辞める可能性って、誰にでもありますよね。

次の就職先が決まるまでのあいだ、収入が途絶えることもあるかもしれません。

そんなとき頼りになるのが”失業手当”。

いったい、いくらくらいもらえるものなのでしょうか。

失業手当の正式な名前は、「雇用保険の基本手当」。

雇用保険は、継続的に雇われて働いている人が勤務先を通して加入しているもので、勤務先と折半で保険料を払っています(毎月のお給料から保険料が差し引かれています)。

雇用保険の基本手当は、失業中、生活の心配をせずに次の仕事を探して再就職できるようにするためのもので、1日あたりいくら、という形で支払われます。

金額と受け取れる日数は、年齢や雇用保険に加入していた期間、会社を辞めた理由によって決まります。


基本手当の金額は、離職前6カ月の間に支払われた賃金1日あたりの金額の45~80%。

この率は賃金が低いほど高くなります。

賃金には残業代などの手当を含みますが、ボーナスは含みません。

基本手当の日額には年齢によって上限があって、平成24年8月1日からは次のようになっています。

30歳未満:6440円
30歳~45歳未満:7155円
45歳~60歳未満:7870円
60歳~65歳未満:6759円
基本手当を受け取れる日数は、いわゆる自己都合で離職した人(一般の受給者)

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