東京都内の猫カフェを渡り歩いてみた (5) ヨチヨチ歩く短足猫マンチカンがかわいすぎる-猫カフェ「きゃりこ」後編
後編では、前編でご紹介できなかった猫たちを紹介したい。
赤い服を着て窓辺でくつろいでいるのは、アビシニアンという種類の女の子で、名前はアリスちゃん。
ブルーの淡い毛色が美しく、大きな耳が特徴だ。
運動量がかなりあるそうで、「どう猛なハンター」の異名も持つアリスちゃん。
この日は寝起きだったためか、とてもゆったりとした動作だった。
そっとおでこをなでてみると、とても気持ちよさそうな顔をしてくれた。
大きな窓から見える空を見上げているのは、ラガマフィンという種類の女の子・プラムちゃんだ。
まるでライオンの赤ちゃんのような見た目で、ふわふわの毛が特徴的である。
失礼して下から撮影してみた。
かわいいマズル(口元)の下には、ふさふさの胸毛が。
少し大きめの猫ちゃんだが、狭いところに挟まるのが大好きだそうだ。
ここでとても短い足の猫ちゃんが登場。
マンチカンという種類の女の子で、名前はポコちゃん。
この種類の猫の中には、短足の特徴がでない猫もいるが、ポコちゃんは見事にマンチカンらしい足を持っていた。
短い足でヨチヨチと歩く愛らしい姿に、たくさんのお客さんが魅了されるという。
足が短いため、高いところに登るのが苦手だそうだ。
子猫のような足取りで店内を歩くポコちゃん。
体全体を使って懸命にヨチヨチ歩く姿は、なんとなくペンギンの歩き方を連想させる。
こちらへトコトコと歩いてきたのは、アメリカンショートヘアの桃ちゃんだ。
アメリカンショートヘアーといえば、グレーと黒の色が一般的であるが、桃ちゃんは「カメオタビー」という珍しい毛色を持つ。
シャイでおとなしい性格の女の子だという。
オーソドックスな色合いのアメリカンショートヘアーもいた。
祭ちゃんという女の子。
ひな祭りの日にやってきたので、この名前になったという。
とても面倒見の良い性格で、猫カフェのボス的な存在だそうだ。
ここで息を飲むほどの美猫が登場。
ノルウェージャンフォーレストキャットという種類で、名前は「みかん」ちゃんだ。
ふわふわの毛並みが特徴で、特に胸のあたりの毛がかなりモフモフしている。丁寧にブラッシングされているらしく、滑らかな手触りの毛並みだった。
一見、このみかんちゃんかと見間違える猫もいた。
名前はよつば君。
マンチカンという種類の男の子だ。
みかんちゃんとは違い、顔の白い部分が少し少ないのが特徴。
マンチカンという種類のため、とても短い足をしている。
座ってしまうと、足がほとんど毛に隠れてしまうほどだった。
悠然とこちらに歩いてくるのは、ノルウェージャンフォーレストキャットという種類のショコラちゃん。
2月14日のバレンタイン生まれであることが名前の由来だという。
足の先が白く、まるで靴下を履いているかのような前足をしていた。
豊かなたてがみを持ち、その白さが目にまぶしい。
「触ってもいいですか?」と許可をとり、そーっとおでこを触ってみる。
下を向いてゴロゴロと喉を鳴らす姿は、威厳あふれる見た目に反してまるで子猫のようだった。
店内には猫のグッズがたくさん置いてある。
猫のクッションやぬいぐるみなど。
お客さんからプレゼントされることもあるという。
猫と遊ぶためのおもちゃも用意されている。
中には少しほつれているものもあり、猫たちが元気いっぱい遊んでもらっているのがよくわかる。
■店名
猫カフェきゃりこ
■住所
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-7雪ビル4F
■営業時間
10:00~22:00(ラストオーダー21:15)
■料金
平日は1時間1,000円、土日祝は1時間1,200円
■ウェブサイト
こちらから
■備考
入店は小学校5年生から
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