ポール神田の世界は英語でつながっている! (6) TOEICと秋入学で日本は変わるのか?
により開発されたテスト。
主に、大学の入学前のテストとして世界標準である。
ただ、大学で学ぶ外国人のためのものであり、語彙も学術に関するものが含まれるため、ビジネスを照準としたTOEICとはテストの質が異なる。
留学を考えるのであればTOEFLは必須だ。
■新卒採用にTOEICスコアを求める企業社内公用語を英語とした楽天の新卒でスコアは650点以上、ユニクロのファーストリテーリングの新卒700点以上となっている。
続いて、ソフトバンク、武田薬品工業の新卒は730点以上、楽天の上級管理者は750点以上、NTTコミュニケーションズの新卒は850点以上、外資系のサムソンは900点以上と明確に新卒社員にTOEICスコアを数値化している企業がある。
この動きは日本の企業で今後、一段と広まっていくとボクは考えている。
それは日本の企業が国際化、グローバル化しないと生き残れないことがわかっているからだ。
ゴールドマン・サックスのレポート「more than an Acronym (2007年3月)」によると、2050年(今から+38年後)までに世界の経済規模は現在の約3.2倍に膨らむそうだ。