ポール神田の世界は英語でつながっている! (6) TOEICと秋入学で日本は変わるのか?
しかし、その時の日本は、なんと、GDP世界比率は12%から3%へと1/4にもシュリンクするそうだ。
【参照】連載第3回 10年後のNipponをイメージしてビジネス英語とつきあおう!また、それだけでなく、何万人も応募してくる企業では足切りとしてのTOEIC策もあるだろう。
さらに昇進試験などでは、英語とはかかわりのない企業でさえ、新卒と同じ条件を提示すればリストラ対応のリストアップにもつながる。
企業に入る障壁が上がり、入ってからもますます障壁が上がる状況だ。
さらに、英語の場合は使わないとすぐにサビが現れるからなおさら大変だ!当然、企業が変われば、次は大学が変わる。
大学時代から日本の企業を目指すならばTOEICという選択枝に照準を合わせた英語学習が必要となるだろう。いや、むしろ大学への受験勉強が成功したら、英文法主体ではない、TOEIC対策用の授業や講義、ネイティブとの会話の機会などが重要だ。
そんな意識改革からようやく、日本人の英語に対する意識が変化してくることだろう。
■東大秋入学は、教育改革へとつながるのか?東京大学が9月期秋の入学を検討していることが話題になった。