2012年10月4日 19:12
世界の企業の3割が「今後は会社を拠点とした働き方はしない」
シトリックス・システムズ・ジャパンは、8月に世界19カ国で実施した「未来の職場」に関する意識調査の結果を発表した。
同調査は、日本・アメリカをはじめ世界19カ国(※)の従業員500名以上の企業で、決定権を持つIT管理職1,900名を対象に実施した。
まず「今後、会社を拠点とした従来型の働き方はしないだろうと思いますか?」との問いに約3分の1(29%)が「そう思う」と回答。
地域で見ると、従来型の職場では仕事をしないと答えた率が最も高い地域は、アジア太平洋(33%)、アメリカ(29%)、ヨーロッパ(27%)となっている。
国別にみるとトップはロシアで68%、2番目は日本だった。
続いて上記地域別で「モバイルワークスタイル」(いつでも、どこでも、オフィスと同じように仕事ができる働き方)の実現性について質問。
すると、「今すぐ実現できる可能性がある」と回答した割合は、ロシア18%、日本24%、アメリカ35%だった。
中でもアメリカは実現できる可能性が、世界平均並みである上、「2020年までに実現できる可能性がある」と63%(世界平均は53%)が回答。
今後「モバイルワークスタイル」