イマドキの若者、本音ではマイホームを持つことを欲している?
インターネットを利用した住宅情報の提供などを行っているホームアドバイザーは、同社調査機関「オウチーノ総研」を通じて、日本在住の20歳以上の男女974名を対象に、世代別「マイホーム購入意欲」を調査した。
調査期間は5月21日から5月27日。
「あなたが新入社員の頃、(将来、マイホームが欲しい)と思いましたか?」と尋ねたところ、「絶対に欲しい」と答えた人の割合が最も多かったのが「60代以上」で、27.5%だった。
以下、「40代(22.4%)」、「30代(21.1%)」、「50代(19.9%)」と続き、20代は17.6%と最も少なくなっている。
しかし、全5世代の中で「絶対に欲しい」、「どちらかと言うと欲しい」と答えた人の合計を見ると、1位の「60代以上(61.5%)」に続いて多かったのが、「20代」で60.2%だった。
このことから、「最近、住宅の取得に興味のない若者が急増している」と言われているが、彼らは「絶対に」という強い意志は見られないものの、本音では「マイホーム購入」を肯定的に捉えている人が多く、実際に言われているほど「マイホーム離れ」は進んでいないことが分かる。
また、世代ごとに「マイホームが欲しいと思った理由」