福岡県博多で二つの灯り風景、灯明ウォッチングとライトアップウォーク
福岡県福岡市で博多の街をあかりで彩る2つのイベントが開催される。
「博多灯明ウォッチング」と「博多ライトアップウォーク」だ。
「博多灯明ウォッチング」の開催日時は10月20日(土)18:00~21:00、「博多ライトアップウォーク」は11月21日(水)~25日(日)の5日間、18:00~21:00まで。
「博多灯明ウォッチング」は博多に古くから伝わる行事、「千灯明」を元に現代風にアレンジしたもの。
かつて博多の神社、寺では大竹を割った中に砂を敷き、その上に置いた貝殻に油を入れ、”こより”を芯に火を灯して並べ、家内安全などを祈願していたと言われている。
開催地区は、ベイサイドプレイス博多からJR博多駅までの広い地域。
およそ数万個もの灯明が飾られる。
主な開催場所は弘法大師が開いたと言われる「東長寺」、栄西禅師が開いた日本最初の禅寺「聖福寺」、「櫛田神社」、「藤田公園」。
「博多リバレイン」周辺では、福岡アジア美術館滞在作家による「灯明地上絵」を見ることが出来る。
一方、「博多ライトアップウォーク」は、寺社の建物や庭園をライトアップすることで、昼間とは違う博多の魅力を演出し、市民や観光客に歴史的景観を楽しんでもらおうというもの。