山口県防府市の「毛利氏庭園」は国の名勝にも選ばれる紅葉名所
「毛利氏庭園」は、旧長州藩主毛利家に伝来する美術工芸品や歴史資料約2万点を収蔵、公開。
その収蔵品のうち国宝4件7点、重要文化財約9千点という西日本有数の博物館だ。
その庭園と邸宅は国の文化財、国の名勝に指定されているほどの景勝地でもある。
旧萩藩主毛利氏の邸宅の完成は大正5年。
江戸期の御殿さながらに、当時の建築の粋をつくした壮大な建物で、屋久杉の一枚板を使用した板戸など、今では作り得ないほどの豪華さを誇る。
庭園は回遊式になっており、見事な紅葉を楽しむことができるとあって、秋の人気スポットの一つとなっている。
紅葉のシーズンの「毛利氏庭園」は、水面に映りこむ紅葉と書院づくりの重厚な邸宅、紅葉並木のアプローチなど、見どころがいっぱい。
紅葉の見ごろは11月下旬。
なお、毛利氏博物館では11月1日(木)~12月9日(日)、毎年恒例の毛利家の至宝を公開する別企画展「国宝」を開催。
中世・大内氏にかかわる国宝や重要文化財を中心に、見応えのある毛利家のお宝を展示する。
開園時間は9時00分~17時00分(最終入園は16時30分)で、休館日はない。
入園料 は大人400円、小・中学生200円(毛利氏博物館:特別企画展「国宝」と庭園をセットにした共通券は大人1,200円、小・中学生600円)。
交通アクセスは、山陽道防府東・西ICより、県道54号線経由で約15分。
JR防府駅からは車で約10分。
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