「リアルモテ女」になるために - 「男の娘」からアドバイス (5) 「居酒屋系レイディ」弓子さん(仮名)の場合
前回、飲みに誘われたら気取らず出かけられる柔軟さと軽やかさを持ち、それでいて独自のブランド力を感じさせる女性「居酒屋系レイディ」について紹介しました。
今回から筆者の身近な友人の成功例を紹介していきましょう。
弓子さん(仮名)は31歳の美容製品販売会社の事務員。
旅行が趣味で、そのつながりで1つ年下の設計技師、勝一さん(仮名)と知り合いました。
最初のデートは六本木ヒルズのカフェバーで食事、次に2人で会ったのは新宿のパークハイアット……と、絵に描いたような「がんばった」デートコースでした。
弓子さんにとって、高いお店に連れて行ってもらえること自体はうれしかったそうなのですが、遠慮が先に来てしまい、好きなものも頼めず、その上どうしても緊張してしまって勝一さんとの話が弾まなかったそうです。
彼に対して好感を抱き始めてはいたものの、自立心の強い女性だけに、「おごられっぱなし」というシチュエーションも負担に感じていたみたい。
そんな状況を変えるべく、ある日、弓子さんはこんな提案をしたそうです。
「今度は私がおごるから、私の好きな所へ行っていいですか?」そして彼女が連れて行ったのは、以前、いわゆる「女子会」