親が子どもの中学受験をやめさせようと思った理由-中学受験の意識調査
通信教育事業などを行っている「ベネッセコーポレーション」の社内シンクタンクである「ベネッセ教育研究開発センター」は、2012年9月、首都圏の公立小学校の子ども(3年生から6年生)をもつ父親・母親5,256名を対象に、「首都圏保護者の中学受験に関する意識調査」を実施した。
「お子さまに、中学受験をさせる予定ですか?」と尋ねたところ、小学校3年から6年生全体の17.5%(6年生のみでは23.3%)が「はい(中学受験をさせる予定)」と回答。
小学校3年生で、「中学受験をさせない」と回答した保護者は約5割(48.2%)にとどまり、約4割(38.8%)は「まだ決めていない」と保留の回答を得た。
小学校6年生で「まだ決めていない」と回答した人も1割弱(9.1%)いることから、小学校6年生まで、「受験する・しない」の検討は長期化していることが伺える。
そのうち、52.8%が「私立中学校」を、7.5%が「国立大学の付属中学校」を、33.9%が「公立中高一貫校」を第一志望にしていた。
「これまでお子さまの中学受験をやめさせようと思ったことがありますか?」という質問では、「中学受験をさせる予定」の保護者(6年生)