くらし情報『マネーのトリビア (34) ”離婚”のときの「慰謝料」の金額って、どうやって決まるの?』

マネーのトリビア (34) ”離婚”のときの「慰謝料」の金額って、どうやって決まるの?

マネーのトリビア (34) ”離婚”のときの「慰謝料」の金額って、どうやって決まるの?
芸能人やスポーツ選手の離婚のニュースで、「慰謝料○千万円」なんていうのを目にすることがありますよね。

そもそも慰謝料ってどういうもので、金額はどのように決まるのでしょうか。

一般人の離婚でも何千万円などということがあるのでしょうか。

離婚に関わるお金には「慰謝料」「養育費」「財産分与」の3つがあります。

「慰謝料」というのは、離婚の原因が不倫や暴力などのとき、原因を作ったほうが、相手に精神的・肉体的苦痛を与えたことに対する損害賠償金として支払います。

したがって「性格の不一致」などが原因のときは請求することはできません。

慰謝料の金額は、多くても300万円程度のようです。

「養育費」は、離婚した妻が子どもを引き取る場合、子どもが20歳になるまで、あるいは大学を卒業するまで、夫が妻に支払うもので、金額は子どもの人数や夫の収入などによって決まります。


では、離婚で何千万円も支払われるのは何かというと、それは「財産分与」です。

結婚している間に夫婦で築いた財産を清算するという意味合いのもので、離婚の原因は問いません。

結婚前に貯めていた貯金、親などから贈与されたものや遺産として受け取ったものを除いたすべての財産を、名義にかかわらず半分ずつにするのが基本です。

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