くらし情報『関電、”家庭向け電気料金”11.88%の値上げ申請--値上げは1980年以来33年ぶり』

2012年11月27日 13:33

関電、”家庭向け電気料金”11.88%の値上げ申請--値上げは1980年以来33年ぶり

関電、”家庭向け電気料金”11.88%の値上げ申請--値上げは1980年以来33年ぶり
関西電力は26日、取締役会において電気料金の値上げを正式決定し、経済産業大臣に申請したと発表した。

家庭向け電気料金の値上げ幅は平均11.88%で、2013年4月1日からの実施を目指す。

家庭向け料金の値上げは33年ぶり。

また、認可の必要がない企業向け電気料金についても、平均19.23%の値上げを実施する予定。

同社は、2011年に発生した東日本大震災以降、停止中の原子力発電所の代替として、火力発電の焚き増しや、長期計画停止していた海南発電所2号機(和歌山)の再稼動、姫路第一発電所(兵庫)におけるガスタービンの設置などを実施し、供給力を確保。

これにより、火力燃料費などの負担が大幅に増加したため、経営効率化と内部留保の取り崩しを行い、火力燃料費などのコスト増を吸収してきた。

しかし、火力燃料費が震災前の2010年度と比較して、2015~2017年度の3カ年平均で5,689億円増加するなど、大幅な費用の増加が見込まれることから、今回の電気料金値上げを決定したとしている。

また、2013年3月期の連結業績予想についても、最終(当期)赤字が2,650億円となるとの見通しを発表した。

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