兵庫県神戸のサブカルのメッカ・新長田には、実物大の鉄人28号がいる!
今や世界的に人気の高い日本のアニメ。
とりわけロボットアニメは日本独自のものとして、各国から注目を集めている。
その先駆けとなったアニメは、故・横山光輝氏が生んだ『鉄人28号』だが、神戸のある都市には、この巨大ロボットが実物大で立っているのだとか。
その都市がどこかというと、神戸市の副都心である新長田。
巨大な「鉄人28号」を設置するなどして、阪神・淡路大震災後より復興活動を続けていた同地区。
次第に活気づき、今や「サブカルとグルメの街」としての呼び声も高まっている。
しかし、実物大の「鉄人28号」が立っている光景って一体どんなものなのか?JR山陽本線の新長田駅から、明石方面に向けて列車が発車すると、南側の若松公園に鮮やかなブルーの巨大な物体が見えてきた。
それこそ、お目当てのロボット。
なぜこんな場所にあるのかというと、震災で被害を受けた新長田地区の復興・商店街活性化活動、「KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)」の一環としてこの地に立てられたからだ。
ロボットは、何と高さ15.6m(全長18m)もある。
その存在感たるや相当なもの。
同プロジェクトのプロデューサーである岡田誠司さんは、「アニメやマンガを武器にして地域交流や産業振興を行うことで、“新長田”の名前をアピールしようと考えました。