2012年11月29日 15:04
「東京駅」が大関、「きゃりーぱみゅぱみゅ」は前頭6--今年のヒット番付
SMBCコンサルティングは28日、「2012年のヒット商品番付」を発表した。
その結果、東の横綱には京都大学の山中伸弥教授が研究している「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」が、西の横綱には今年5月に開業した「東京スカイツリー」が、それぞれ選ばれた。
東の横綱に選ばれた「iPS細胞」は、あらゆる細胞に分化が可能で、医学や創薬の新しい可能性に世界中から期待が寄せられている。
山中伸弥教授は同細胞の研究により、ノーベル医学・生理学賞を受賞。
発表から6年目での受賞はノーベル賞史上でもまれにみる速さで、研究界に与えたインパクトがスピード受賞の一因となったとみられる。
西の横綱に選ばれた「東京スカイツリー」は、5月のオープン後、わずか5日間で来場者数113万2,000人を突破。
2011年11月には世界一の高さを持つタワー(高さ634メートル)としてギネス認定を受けており、改めて日本の技術力の高さを示した。
このほかの番付は、東の大関「東京駅」、関脇「タブレットPC」、小結「マルちゃん正麺」、前頭1「ロンドン五輪」、前頭2「フィットカット カーブ」、前頭3「ノンアルコール飲料」、前頭4「街コン」