カタログハウス、震度7に耐えられる商品をテーマに大型家具に耐震テスト実施
カタログハウスは、「震度7のあらゆる揺れにも耐えられる商品」をテーマに、独自の耐震テストを現在販売中の大型家具に実施。
このほどその結果を発表した。
この耐震テストは、今年、文部科学省の研究チームの調査により、東京湾北部を震源とする首都直下型地震の震度予測が6から7に引き上げられたのを受けて実施したもの。
テストは、商品の耐震度を徹底検証するため、考えられる限りの厳しい条件を設定。
大型家具は、揺れから家具を守るために部屋の隅に置くことがよいとされているが、より厳しくリアリティーのある検証となるように、家具を隅には設置しなかった。
家具と壁との接触面を最低限にするために、家具の背面のみを壁につけるだけにとどめた。
また、揺れの再現は、日本国土開発株式会社が開発した三次元振動台が行った。
揺れのタイプは、直下型地震としては近年最も激しく、東日本大震災よりもさらに建物への被害を及ぼしやすい揺れを含んだ新潟県中越地震の地震波「小千谷波形」を再現した。
家具の揺れを軽減させる設置方もあえて避け、家具そのものの耐震性を実験した。
その結果、全7点中4点が、震度7の揺れにも耐え、残り3点に関しても、震度6弱の振動に耐えられることがわかった。
実験結果は、『週刊通販生活』で見ることができる。
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