山梨県市川三郷町の大塚にんじんは長さ80センチ! 収穫祭開催
山梨県市川三郷町の大塚地区で、毎年収穫時期に行われる「大塚にんじん収穫祭」。
今年は12月15日(土)に「みたまの湯」で行われる。
開催時間は9時15分から正午まで。
雨天時は決行で、荒天の場合は中止となる。
大塚地区は「のっぷい」と呼ばれる、肥沃できめが細かく、火山灰土で石がほとんどないエリア。
この「のっぷい」台地の恵みではぐくまれた細長いにんじんが「大塚にんじん」だ。
収穫時には80センチ前後にもなり、甘みが強く、香りも高い。
にんじん本来のしっかりとした味が大きな特徴。
一般的なにんじんに比べカロチンが1.5倍、ビタミンCは2.5倍と栄養価も高い。
この「大塚にんじん」の収穫の喜びを味わう「ふるさと冬まつり」として、大塚にんじんと町の魅力をPRし、地産地消による農業振興、農村活性化、ふれあいの町づくり推進のためにはじまったのが「大塚にんじん収穫祭」だ。
当日は、大塚にんじん、大塚ごぼうの直売や大塚にんじん品評会、にんじんめし、にんじんみそ汁、おもちの無料配布が行われほか、会場近くの畑で、大塚にんじんの収穫や、市川三郷町の地場産業である印鑑の篆刻ができる。
大塚にんじん、大塚ごぼう以外の農産物も、併設されている農産物直売所で購入することができる。