認知症になった場合、女性の84%は施設を希望- 「介護に関する意識調査」
有料老人ホーム・高齢者住宅を運営するオリックス・リビングは、11月11日の「介護の日」に合わせ、全国の40代以上の男性689名、女性549名の計1,238名を対象に第4回「介護に関する意識調査」を実施、このほどその結果を公表した。
認知症を発症し、大切な人を忘れてしまった場合、「施設に入る」と回答した人は76.1%。
男女別に見ると、女性(84.2%)の方が男性(69.7%)よりも施設を希望する結果となった。
また男女ともに、年齢が上がるほど「大切な人に介護してほしい」という割合が増加する傾向が見られた。
自身の介護については、「不安」「やや不安」を合わせて約9割(87.9%)が「不安」と回答し、女性(92.0%)の方が男性(84.7%)よりも不安を感じている。
一方、人生設計の中に介護費用が含まれていないと回答した人は約7割(71.6%)。
男女別に見ると、男性(77.5%)の方が女性(64.3%)よりも介護費用について考えていない結果となった。
自身に介護が必要になったときについては、「まだ何も考えていない」(65.8%)、「考えているが、まだ家族に伝えていない」(26.2%)