日本人の8割が「中国に親しみを感じない」、6割が「韓国に親しみ感じない」
内閣府はこのほど、「外交に関する世論調査」の結果を発表した。
同調査は、9月27日から10月7日の期間に20歳以上の男女3,000人を対象に個別面接方式にて行われ、1,838人から有効回答を得た。
それによると、中国に「親しみを感じる」と答えた割合は前年の26.3%から8.3ポイント減少した18.0%となり、1978年の調査開始以降最低を記録。
反対に、「親しみを感じない」は80.6%と前年の71.4%から9.2ポイント増加し、過去最高となった。
年齢別に見ると、「親しみを感じる」割合は20歳代で多くなっていたのに対し、「親しみを感じない」は70歳以上で多くなっていた。
現在の日本と中国との関係については、「良好だと思う」が前年比14ポイント減の4.8%。
一方、「良好だと思わないは同16.5ポイント増の92.8%に上った。
年齢別では、20歳代で「良好だと思わない」割合が高くなっている。
韓国に「親しみを感じる」とした人は39.2%で前年の62.2%から23ポイントも急落。
反対に、「親しみを感じない」は59.0%と前年の35.3%から23.7ポイント増加した。
また、日本と韓国との関係は「良好だと思う」