くらし情報『ネットでの医薬品販売、患者側は一層の解禁を望むが医師らは…』

2012年11月3日 10:44

ネットでの医薬品販売、患者側は一層の解禁を望むが医師らは…

ネットでの医薬品販売、患者側は一層の解禁を望むが医師らは…
介護、医療、アクティブシニア分野における情報インフラを提供するエス・エム・エスと、情報メディア運営を行うQLife(キューライフ)は、「医師」、「看護師」、「薬剤師」、「患者」の4者(計1,219人)を対象に、一部の企業・団体が解禁を求めている「医薬品のインターネット販売」についての調査を8月下旬から9月かけて実施。

全体の約6割が「一部のみ解禁すべき」と慎重な姿勢の一方で、患者側はより一層の解禁を望んでいることがうかがえる結果となった。

「インターネットによる医薬品販売についてどう思いますか?」と質問したところ、「全面的に解禁すべき」が20%、「一部解禁すべき」が64%、「全面的に禁止すべき」が16%という結果になった。

「一部解禁すべき」の中でも意見は分かれており、この問題における全体的なコンセンサスを得ることの難しさが明らかになっている。

また、患者のうち、「全面的に解禁すべき」との回答は約32.3%と、医療者の同意見の倍以上の割合となっており、患者側の強いニーズがうかがえた。

医療者の中では、約16%の医師・薬剤師が「全面解禁派」であるが、看護師は10%程度。

処方や手渡し・情報提供など直接的に医薬品に関与する「医師」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.