知多(ちた)半島の先端の師崎(もろざき)港から高速船で約10分。
四方を海に囲まれた人口2,000人の日間賀島(ひまかじま)は、四季折々の海産物の宝庫を擁する漁師の街。
「タコの島」として知られ、一年を通じてタコ料理が堪能できる場所として観光客が絶えない。
この島には、ホテルと民宿を合わせて80ほどの宿泊施設がある。
地元漁師が漁業のかたわら営んでいる宿も少なくない。
要するに、鮮度バツグンの魚介料理が味わえることが魅力だ。
今回、「日間賀島で、一生分のタコを食べるぞー!」と筆者たちは意気込み、「夕食はタコづくしでお願い」とわざわざ事前予約の電話まで入れていた。
しかし、「タコづくしですか?それは途中で絶対飽きます。
止めたほうがいいですよ」。
そう宿からクギを刺されていたのだ。
でも、タコの島でしょ?だったら思う存分にタコを味わいたいんだけど……と、気勢をそがれがっかりしたが、まあ、当然タコは料理に入っている訳で、それでよしとしよう。
お邪魔したのは、西港にある民宿 「あじ浜」。
漁師さんが営む宿だ。
着いたのが夕方だったので、ひとっ風呂浴びたら夕食タイム。
おなかすいたぞー。