北海道札幌にある豊平峡温泉の魅力は、カレーなしでは語れない!?
地中からくみ上げた源泉を直接浴槽にためて入る「完全天然」の温泉が、札幌市内にある。
その名は「豊平峡(ほうへいきょう)温泉」。
優れた泉質と深い山々を望むロケーションを楽しめる露天風呂に加え、ここで食べられるカレーが、「異常においしい!」と口コミで広がっている。
カレーの話の前に札幌の温泉事情を少し紹介すると、札幌市内には、人口約190万を抱える大都市らしからぬ温泉街がある。
南区にある定山渓(じょうざんけい)だ。
その定山渓の温泉街をやや過ぎた場所にポツンとたたずむのが、「豊平峡温泉」。
住所的にはここも定山渓となる。
しかし、巨大施設が林立する温泉街とは異なり、深い山々の懐に包み込まれたロケーションは抜群だ。
3つある露天風呂からは、その山々の四季折々の景色を満喫できる。
今ならまだ紅葉を愛(め)でながらの入浴も間に合うかもしれない。
葉が落ちた山々の風景、そして雪景色……どれをとってもハズレ無しの眺望に出合えるのである。
青森産のヒバを使用して造作した内風呂も、風情たっぷりだ。
ロケーションも素晴らしいが、温泉の命である「湯」も、キッチリ源泉100%かけ流しだ。