くらし情報『栃木県宇都宮がギョーザの街になった理由とは?』

2012年11月14日 11:12

栃木県宇都宮がギョーザの街になった理由とは?

栃木県宇都宮がギョーザの街になった理由とは?
栃木県宇都宮市は、ギョーザ日本一の座を15年間守ってきた。

しかし2011年、なんと浜松市に一位の座を奪われてしまった。

なお、2012年8月の時点でも、世帯当たり購入額(総務省家計調査)は、浜松市についで2位。

ということで、ただいま一位の座の奪還に燃えている宇都宮。

そもそもなぜ宇都宮が「ギョーザの街」になったのだろうか。

時代は戦時中にさかのぼる。

当時、宇都宮にあった陸軍第14師団は、長く満州に派遣されていた。

その兵士が宇都宮に帰ってきた際、現地で食べられていたギョーザを広めたことが「宇都宮ギョーザ」の発祥と言われているそうだ。


また、栃木県は、ギョーザに欠かせない野菜である「ニラ」の年間生産量でもいつも全国1位、2位を争っている。

安くて栄養のあるギョーザは、寒暖の差が大きい宇都宮では、スタミナ源として好まれてきたという。

こうして、宇都宮ではギョーザがよく食べられるようになった。

「女子高生は学校帰りにしばしばギョーザを食べる」といわれている宇都宮市だが、実は、もともと自分たちの街を「ギョーザの街」だと思っていたわけではないという。

1990年、まちおこしになるものを探していた市の職員が、宇都宮市のギョーザの購入額が日本一ということを知り、「ギョーザでまちおこしをしよう」

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