2012年11月16日 11:41
世界にたったひとつの粉もん食品サンプルを、大阪府道頓堀で実践!
お好み焼き、たこ焼きをはじめとした「粉もん」は、今や日本のみならず世界に知られる大阪名物だ。
しかし、大阪はグルメだけではなく、物作りの歴史も深い。
そのひとつが「食品サンプル」だ。
今から約80年前に、大阪市北区の岩崎製作所創設者、故・岩崎瀧三氏が、畳にこぼれたろうそくのロウの形から発想を得て、食品サンプルが生み出されたといわれている。
つまり、食品サンプルは大阪で誕生したのだ。
そうなると、食品サンプルと粉もんが手を組んだら面白いのではないか……。
と思った矢先、実際にタッグを組んだ商品をみることができる場所があるとの情報を入手。
そこで、うわさの真相を確かめるべく、早速、道頓堀へと走った。
ド派手な看板が立ち並ぶ通りの真ん中にあるのが、コナモンフードテーマパーク「道頓堀コナモンミュージアム」だ。
目指すはその3階、コナモンサンプル工房「まねき多幸」(要電話予約)。
ここでは、大阪の食文化を支えてきた伝統の食品ロウサンプル作りを体験しながら、世界にたったひとつのオリジナルたこ焼きサンプルを作ることができるのだ。
早速、体験スタート。
テーブルには、大小2つの型と竹串、紅ショウガにネギ、天かす、たこの食品サンプルが準備されていた。