2012年11月19日 19:07
夫の育児参加は上昇するも、子どもを通した近所付き合いは減少
ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」は、「妊娠期から育児期における家族のQOLと子育ての環境との関連性調査」を実施した。
2011年11月に妊娠期・0歳・1歳・2歳の第1子を持つ妻と夫を対象にし、有効回答は4,737名だった。
同調査は、初めての子どもを持つ夫婦の子育て意識・環境はどのように変化したかを明らかにするために、2006年11月に第1回を実施。
今回は第2回目の結果となる。
第1回目調査の有効回答数は5,773名だった。
まず、夫の出産立ち会いについて聞いたところ、前回と比べて6.6ポイント上昇して63.3%が出産に立ち会ったという結果になった。
夫の育児の頻度についても、「おむつ替え・トイレ」は「週3回以上」が7.3ポイント上昇で58.2%、ぐずりへの対応は「週3回以上」が14.9ポイント上昇で、47.3%となった。
次に、託児施設や保育サービスについて質問。
定期的な託児を利用していると回答した割合は、5.2ポイント上昇して23.2%。
特に、1歳、2歳児で預けている比率がそれぞれ、7.9ポイント上昇している。
預け先との信頼関係についても、「十分に保育を行ってもらっていると思う」