自宅でできるスマホ時代の新スタイル!?無料デジタル教材を使った格安学習に挑戦!
英会話やダンスも無料で学べるなんて、本当に助かります」(美由紀さん)川越さん宅のように、無料アプリやWEB講座を活用すれば、教育費の負担を減らすことはできる。
しかし、パソコンやスマートフォンの画面を見ることで、子どもの視力に影響はないのだろうか。
田園調布眼科院長・石川まり子先生によれば、「子どもたちの眼は、LEDライトによって大人以上に影響を受けている可能性があります」という。
子どもの眼は組織が未発達で、外部からの影響を受けやすい。
そのため、紫外線やLEDライトから発せられるブルーライトなどの光にさらされることには特に注意が必要だそうだ。
さらに、杏林大学 医学部 精神神経科 医学博士/教授 古賀良彦先生は、「ブルーライトは、子どもたちの不眠を引き起こす原因にもなり得ます」と指摘する。古賀先生が監修した調査によれば、子どもがパソコンや携帯用ゲーム機などのデジタル機器を使用する時間帯は主に夜(18時以降)であり、その割合は約80%にものぼる。
中には、寝る前にデジタル機器を使うことによって、「夜眠れない」「夜中に目が覚める」と訴えた子どももいるそうだ。
同調査では、デジタル環境が子どもに与える悪影響について、視力の低下だけでなく、不眠傾向などの睡眠との関係を心配している親が多い(35.5%)