競馬好きの夢! 「競走馬」を走らせる際の”コスト”や”獲得賞金”の内訳は?
競走馬を走らせる場合の、厩舎費用やエサ代、または出走手当てや賞金の内訳などはどうなっているのでしょうか? また、月にどれだけ賞金を稼げば元を取ることはできるのでしょうか? コストを計算してみました。
競争用のサラブレッドを購入するには、主に「セリ市」のほか、牧場に直接購入をしに行く「庭先取り引き」があります。
馬の値段はピンキリです。
数十万で買える馬もいれば、数億円もの価格の馬もいます。
ちなみに、これまでの最高落札額は、2006年のセレクトセール(日本競走馬協会が主催するセリ市)で落札された「トゥザヴィクトリーの2006」という当歳馬(0歳馬)で、その価格は6億円。
これは当歳馬の落札価格としては世界最高額です。
セリ市の場合、落札平均価格はセレクトセールが約3,000万円。
それ以外のセリ市では約1,000万円ほどと言われています。
今回はわかりやすく1,000万円の1歳馬を購入したと考えて計算していきましょう。
馬を購入しても、厩舎へ馬を入厩させるまでは「牧場」で育成しなければなりません。
これが月20万円~30万円。
牧場によって金額は変わりますが、このぐらい必要だと言われています。