2012年12月6日 16:48
「私ばっかり……」 - 恋人・夫婦間での”不公平”がもたらす結末
前回、『「私ばっかり…」 - 女性が不満・不公平を感じがちな理由』という記事内で、女性が不満や不公平を感じやすい理由について化粧心理学者の平松隆円さんに解説していただきました。
今回は、ではその”不公平”が続いた場合、恋人や夫婦ならどんな結果をもたらしてしまうかについて解説していただきます。
人は、不公平だと不満を感じます。
それは、努力や行った仕事に対する評価や報酬の関係はもちろんのこと、人間関係にもあてはまります。
夫婦や恋人といった関係を考えた場合、男性と同じように仕事をしているのに、そのうえ家事や育児までしなくてはいけない女性たち。
女性にはやらなくてはいけないことが多すぎてしまい、男性よりも不満を感じやすくなります。
けれども「自分はこんなにしているのに、相手は何にもしてくれない」という過小評価もですが、「自分は何にもしていないのに、相手がこんなにもたくさんのことをしてくれる」という過大評価も、不公平になります。
当然、人は不公平を感じるとそれを公平にしようと考えます。
その方法は、次の5つがあります。
1) 自己の行動や結果を変える。
2) 自己の行動や結果を認知的に歪曲する。