「今年の社長」のトップの座は稲盛和夫氏に-「社長が選ぶ今年の社長」調査
学校法人産業能率大学は11日、毎年恒例となっている「社長が選ぶ今年の社長」アンケートの結果を発表した。
同調査は、2008年から実施。
従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「2012年の最優秀経営者は誰だと思うか」を尋ね、その結果を「社長が選ぶ今年の社長」としてまとめたもの。
調査は、11月22日から12月4日までの13日間、インタ ーネット調査会社を通じて565人の経営者を対象に行った。
有効回答数は445。
なお、現任でなくても、2012年内に会長・社長・CEOなどに就いていれば有効としてる。
「2012年の最優秀経営者が誰だと思うか」を自由回答で尋ねたところ、もっとも多く名前が挙がり「今年の社長」の椅子に座ったのは、日本航空の再建の手腕が評価された「稲盛和夫」氏。
113票を集め、一昨年、昨年と2年連続で1位だった孫正義氏を僅差で上回った。
コメントとして、「JALのV字回復を牽引した」「非常に困難と思われた企業再建を予想外の短期間で達成した」などの声が挙った。
2位は、108票でソフトバンク社長「孫正義」氏。
「常に攻めの姿勢で経営している」