愛あるセレクトをしたいママのみかた

理系のための恋愛論 (464) 「付き合う」って何?

マイナビニュース
理系のための恋愛論 (464) 「付き合う」って何?
「付き合っている」ってどのあたりからはじまるのだろうか。

最近、このあたりの境界線がわからなくなっている女の子がとても増えています。

というのも、男の子が告白というものをほとんどしない。

ハッキリと、「好きだよ」「付き合って」という類の告白を女の子にしないことが「付き合う」の境界線をあいまいにする理由の1つです。

またその他にも、デートの回数が少ない。

最初は2週間に一度は会っていたものが、月イチになり、遠距離恋愛でもないのについには2カ月に一度になってしまった。

男の子のほうに自分と同じような感じで出歩いている女の子が数人いるらしく、どの人が恋人なのか、自分は恋人なのかいまいちよくわからない。

メールやLINEやSkypeで頻繁に話したり連絡しあったりしているのだけれど、実際に会うことがめったにない。


「会おっか」というと、なんとなく上手にはぐらかされてしまう。

こういったことが原因で、「自分は彼女なの? 」と常に疑問を抱えている女の子が後を絶たないわけなのです。

同じように、男の子のほうも「付き合っているのかな? 」と思いながら、1人の女の子と頻繁に会っている……というケースがあるようです。

しかし「付き合っているのかどうか心配になる理由は女の子とはちょっと違うようで……。

今日はその点に関する男女の受け止め方の違いについて考えてみることにします。

最初にお話しました通り、女の子のほうは、 正式に告白されていないことで、「付き合っているのかよくわからない」「デートはどんどん減っていくし。

というか、実際に会う回数が少なすぎる」さらには、「メールや電話はしているけれど、かといって会うとなると相手の男性になんとなくスルーされてしまう。

おまけに、自分以外にも、仲良く友だち付き合いをしている女子が数人いるらしい」といったことから、「付き合ってるの??? 」と心配になったり、「彼氏ほしいし、合コンとか行っていいのかな」と悩んだりしてしまうものです。


ところが男性の場合は、こういった女の子の不安を、「告白はしてないけど、いつも2人で出掛けてるし、誘ってもNoと言わないから、たぶんオレのことを嫌ではないんだろうな。

向こうがハッキリ、オレのこと『好き』ってわかるまでは黙っていよう」「あああ、仕事忙しい。

○○ちゃんと会う時間がなかなか取れないけど、彼女ならきっとオレの大変さをわかって待っていてくれるはず。

時間ができたら、ゆっくり会う時間つくれるし、大丈夫」「彼女って話もおもしろいし、メールの文章もおもしろいから楽しい。

進めなきゃいけない仕事(趣味ではもゲームでもなんでもよい)があるから会う時間まではなかなか取れないけど、こうやっていつも連絡取り合ってるから、向こうも安心だろう」「頼まれると断れないし、いつもお世話になっているから△△ちゃんや□□ちゃんに誘われたら断れない。

でも、××ちゃんはそんなオレの性格も理解してくれて、待っててくれるはず。

一番好きなのは××ちゃんだし」こんな風に考えていて、女の子が何を求めているか、どうして不安になるのかをあまり理解しようとしない傾向があるようです。

女の子ももちろん、男の子がこんなふうに考えているとは思っていませんから、不安を募らせて、ついついもっとマメでやさしくて、実際に会おうとしてくれる男性を探してしまうわけなのです。


結論をまとめますと、女の子は、気持ちは言葉にして伝えないとわからない。

男の子には最初に「付き合って」と告白することで関係性をハッキリさせてもらい、なおかつ「好きだよ」「かわいい」と定期的に言い続けてもらわないと不安になる生き物。

男性は、「自分の誘いにNoと言わず付き合ってくれているのだから、たぶん彼女は自分を嫌ってはいない。

どちらかというと、好き……なほうだろう。

でも、告白してふられたらプライドがキズつくから、言わな~い」というふうに考えたりして、さらに時間が経過すると、「彼女は自分の側の人間で、いつもオレの味方でオレを応援してくれているから、ちょっとくらい会えなかったり、待たせたり、放っておいたり、他の人に親切にしていたりしても平気」というふうになってくるようです。

彼女はオレをわかってくれて、味方になってくれて、待っててくれるって……。

家族じゃない、こちらは一人の女の子なんだから、放っておいたらいなくなっちゃうよーと言いたくなってしまいます。

こういった部分を男の子のほうで理解して、好きな女の子のことはキレイなお花のように、きちんと水をあげて気配りをして、大切にあつかってもらいたいところです。
そうすると、女の子は安心してあなたのことを「大好きー」と言えるようになりますし、状況次第では待っていたりガマンしたりもできるっていうものです。

今年、ラブ方面で進展がなかったなぁ、あまりうまくいかなかったなぁという男性は、ぜひともこのあたりの女の子の気持ちを理解して、やさしく安心をあげられる男性になってあげてください。

よろしくお願いします。

酒井冬雪です。

あっという間に1年が終わり、ビックリです。

よいお年をお迎えください。

来年がもっとよい年になりますように、と密かに願っています。

またねー!【拡大画像を含む完全版はこちら】

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード