2012年12月17日 12:10
何が原因? 「今の会社に一生勤めたい」新入社員、入社半年で6割→3割に半減
日本生産性本部はこのほど、「2012年度 新入社員 秋の意識調査」の結果を発表した。
同調査は、同財団法人が2012年春・秋に実施した新入社員教育プログラム等への参加者を対象に行ったもの。
調査期間は10月~11月、有効回答数は340名。
それによると、秋の時点で「今の会社に一生勤めようと思っている」と答えた割合は30.6%で、今年春の60.1%より29.5ポイントも減少し、1997年以来最大の落差を記録。
また、毎年春の新入社員意識調査と比べたところ、1997年以来16年間連続して秋の数値が春の数値を下回ることもわかった。
一方、「きっかけ、チャンスがあれば転職してもよい」は42.3%(2012年春26.6%)、「現在、ぜひ転職したい」は4.5%(同0.3%)、「いずれでもない・わからない」は22.6%(13.0%)だった。
「きっかけ、チャンスさえあれば転職してもかまわない」「現在、ぜひ転職したい」理由としては、「現在の仕事に楽しさややりがいをあまり感じないから」「年功序列が崩壊した今、一つの会社に勤め続ける意味がない」などの意見が寄せられた。
入社までに描いていたイメージと現在(配属後)