社長の10人に1人が女性。多い名前は和子、出身校は日大がトップ
(株)東京商工リサーチは12月25日に「全国女性社長」の調査結果を発表した。
それによると社長の10人に1人が女性で、その割合の多い都道府県には西高東低の傾向がみられた。
また出身大学は「日本大学」、名前は「和子」、多い業種は「サービス業他」で、女性社長数が最も多い都道府県は「東京」だった。
この調査は東京商工リサーチの245万社(2012年9月時点)の代表者データから女性社長26万4,445人を抽出したもの。
調査は前年に続いて3回目となる。
「女性社長率」は全国平均が10.7%で前年より0.3ポイント上昇した。
都道府県別にみると全国平均を上回ったのは11都道府県で、上位20社をみると、西日本の15府県がランクインし「西高東低」の傾向がみられた。
「産業別社数」では宿泊業、飲食業、介護事業、教育関連などを含むサービス業他の10万1,407社(構成比38.3%)が最も多く、続いて小売業、不動産業となった。
産業別の「女性社長率」では、不動産業の20.5%が最も多く、次いでサービス業他が14.5%、小売業13.0%、金融保険業11.3%、情報通信業10.6%となっている。