2012年12月14日 10:23
三陸鉄道、こたつ&ミカンが楽しめる「こたつ列車」が2年ぶりに復活!
三陸鉄道は12月15日から、全国でも珍しい「こたつ列車」を運行する。
2011年は東日本大震災の影響で運行することができなかったため、今回は2シーズンぶりの運行となる。
こたつ列車は、12月15日~2013年3月31日までの土日祝日を対象に(元日から1月6日までは毎日運行)、久慈(くじ)駅~田野畑駅までの区間を1日1往復する。
4人向かい合わせの席にひとつのこたつが設けられ、みかん(12~1月)やせんべい(2~3月)を食べながら列車の旅を楽しめる。
また、乗車した人には「こたつ列車乗車記念証明書」がプレゼントされる。
こたつ列車のもうひとつのポイントは、岩手県沿岸北部に伝わる小正月の「なもみ」が登場すること。
なもみは、鬼面をかぶって家々を回り無病息災を祈願する行事で、秋田県のなまはげと同じような風習。
車内で「なもみ」が練り歩く姿は迫力満点で、列車内はどよめきと歓声に包まれるという。
運賃は、乗車区間の乗車券(久慈~田野畑片道960円)と指定席券(片道300円)。
久慈~田野畑1日フリー乗車券(1,500円)の購入がおすすめとのこと。
また、久慈発12時30分のこたつ列車の予約をされた人には、こたつ列車限定の特製お弁当の予約販売を行う。