神戸市の兵庫県立美術館で、ガンダム等400点以上の「超・大河原邦男展」
大河原邦男(おおかわらくにお)氏は、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」や「科学忍者隊ガッチャマン」「装甲騎兵ボトムズ」などのメカデザインを手がけた、メカニカルデザインの第一人者。
メカニカルデザイナーのパイオニアであり、硬質でリアリティーにあふれるものからユーモアに満ちたものまで、幅広いデザインが国境や世代を超えて支持を得ている。
同展覧会では、門外不出とされてきた設定資料、宣伝ポスターや原画などのカラーイラスト、高さ4メートルの「1/1スコープドッグ(倉田光吾郎制作)」といった立体造形物など、貴重な資料や作品を約400点も展示する。
そのほとんどが初公開になるという。
展覧会では7つの章から構成。
氏がアニメ史上初めてロボットなどのメカを専門にデザインした頃のメカニカルデザイナー誕生。
そしてロボットアニメ黄金時代、兵器としてのロボット、ロボット・ヒーローの復活へ。
最後には、「機動戦士ガンダムSEED」など2000年代に入ってからの仕事を追った「大河原邦男の今」、という構成となっている。
超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン-は、2013年3月23日~5月19日の10時~18時まで開催(金・土曜日は20時まで)。
休館日は月曜日。
ただし4月29日および5月6日は開館、4月30日および5月7日は休館。
入場料金は、一般1,300円、大学生900円、高校生・65 歳以上650円、中学生以下無料。
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