男性が結婚相手に望む年収、女性476万円、男性141万円
対象は、九州地方在住の25歳から39歳の独身男女計666名で、調査期間は12月1日から12月3日。
「そろそろ、結婚したら」といってくる相手は誰かという問いに対して、男性の25%、女性の34%が「母親」と回答。
沖縄県の男性は、「職場の人(38%)」、宮崎県の女性は「知人(38%)」にいわれると回答した。
2012年9月に、全国の独身者を対象に実施した同様の質問では、「母親」から言われると回答した女性は24%だったことから、九州地方の「母親」は娘の結婚に積極的に取り組んでいるといえそうである。
なお、男性の56%、女性の36%が、「だれからも言われない」と回答している。
男性における独身である理由の1位は、「経済・雇用の不安(39%)」。
特に福岡県、長崎県、沖縄県では、40%以上と高くなっている。
「異性との出会いの機会がほとんど無い」との回答は全体で36%であるが、熊本県においては50%と、14%も高い結果となった。
女性の1位は「異性との出会いの機会がほとんど無い(39%)」。
中でも長崎県と熊本県ではその割合は特に高くなっている。
男性では1位になった「経済・雇用の不安」は、女性では14%にとどまり、男女間での差が顕著にあらわれた。
九州地方の女性が結婚相手に望む年収の平均額は「476万円」となっている。
最も高かったのは、福岡県の「511万円」。
最も希望が低いのは、「365万円」の沖縄県だった。
男性が女性に望む年収額が、最も高かったのは沖縄県で「176万円」、最も低かったのは熊本県の「117万円」。
各県の男女が、相手に希望する年収を合計してみたところ、九州地方全体では「617万円」、県別では福岡県「655万円」、大分県「638万円」、熊本県「601万円」となった。
2012年8月に、全国の女性を対象に実施した、同様の調査での平均は「509万円」であり、九州地方の女性が結婚相手に希望する年収は、全国より約33万円低い結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】