世界の5人に1人が「国外で安価な医療」を希望 - 医療ツーリズム調査
グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスは、5月1日~5月15日にかけて、世界24カ国で実施しているGlobal @dviser調査を実施。
1万8,713人を対象に医療ツーリズムに関する調査結果を発表した。
各国の対象者に「医療費が極端に安価であれば、国外で医療や歯科治療を受けることを考えますか?」を尋ねたところ、全体の5人に1人は国外で医療サービスを受けることを「もちろん考える」と回答した。
中でも「もちろん考える」と回答した割合が特に高かった国はインド、ロシア(いずれも35%)。
インドネシア(32%)、メキシコ・ポーランド(各31%)も高かった。
「もちろん考える」と回答した人々に加え、全体の10人に4人(36%)が「おそらく考える」と回答。
全体的に医療ツーリズムに積極的な人の割合は54%だった。
一方「考えない」と回答したのは46%だった。
日本は国外で医療や治療を受けることに対し、「もちろん考える」と回答した人は3%。
調査24カ国中、最も低い結果となった。
韓国(5%)、スペイン(7%)、フランス(8%)、ベルギー(9%)、スウェーデン(9%)