5人に4人は、糖尿病や脳梗塞のリスクを高める歯周病! どうやって予防する?
日本臨床歯周病学会は、歯周病よって脳梗塞や糖尿病、骨粗しょう症、メタボリック症候群などのリスクが高まることを発表している。
実際、歯周病の人が脳梗塞になる確率は、健康な歯茎の人の約2.8倍、低体重児出産・早産はなんと7倍にものぼるという。
ではどうすれば歯周病を予防できるのか?歯周病には歯肉炎と歯周炎があり、歯肉炎から歯周炎に進行すると考えられている。
歯茎が赤く腫れる、または歯磨きの際に少し出血があるなどの歯茎に関する症状が歯肉炎であり、20~30代のほとんどは歯肉炎という。
この段階であれば毎日自宅でケアをすることで、比較的短期間で健康な状態に戻せるという。
しかし、歯周病菌は歯と歯の間や歯茎の中にもぐりこんでしまうため、歯ブラシではかき出すことができない。
その点、デンタルフロスはブラシが通らない隙間や歯茎の中まで届くため、歯周病菌をかき出すことができるという。
デンタルフロスは欧米では日常的なケアアイテムとして知られている。
日本でもスーパーやドラッグストアなどでも購入できるものだが、まだ5%程度の人にしか普及していないという。
「Goodbye Perio プロジェクト」