くらし情報『ワキの下の汗に悩む推定患者数は約720万人! 今できる治療とは?』

2012年12月14日 10:10

ワキの下の汗に悩む推定患者数は約720万人! 今できる治療とは?

ワキの下の汗に悩む推定患者数は約720万人! 今できる治療とは?
汗は体温調整のために必要なものだが、腋窩(えきか、ワキの下)からの大量の汗などは、日常生活や社会生活において、行動の制限や精神的な苦痛をもたらすことがある。

こうした状況を治療で改善できることは、まだ十分に認知されていない。

12月11日にグラソス・スムスクラインは、ワキの多汗症に関するメディアセミナーを実施した。

生活や仕事に支障をきたすような発汗は多汗症と呼ばれ、病気として治療することができる。

多汗症には、「続発性」(病気や薬剤使用に関連して発生)と「原発性」(病気や薬剤使用に無関連に発生)があり、「原発性」の中には、全身性と局部性(ワキの下や手のひら、頭、顔)の2種類がある。

厚生労働省は日本人の原発性局所多汗症患者の割合を、ワキの下5.75%(719.8万人)と推測している。

しかし、病気としての認知度が低いため、治療に至る人は推定患者の5~10%にとどまるのが現状だ。

患者側の認知度の低さ以外に、デオドランド剤や汗パットなどの間違った使用で、十分な治療ができていない傾向もある。


デオドランド剤は汗のにおいを抑え、汗パットは外に見えないようにする道具として活用できるが、あくまでも一般の人を対象にしたもので、多汗症の人には十分ではないという。

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