くらし情報『カルピス、乳酸菌飲料飲用による記憶力・集中力改善作用を確認』

2012年12月17日 11:42

カルピス、乳酸菌飲料飲用による記憶力・集中力改善作用を確認

カルピス、乳酸菌飲料飲用による記憶力・集中力改善作用を確認
飲料メーカーのカルピスは、同社保有の乳酸菌「Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)」(ラクトバチルス属の乳酸菌の一種で、「カルピス酸乳」を作る主要な菌)で発酵させて作った乳酸菌飲料(殺菌)の飲用が、記憶力・集中力の改善作用をもつことを確認した。

同研究は、微生物・発酵技術やペプチド活用技術を中心に、健康・機能性素材の開発を行っている同社発酵応用研究所と、中部大学応用生物学部の横越英彦(よこごしひでひこ)教授との共同研究によるもので、12月2日から12月6日にかけ、米国・ハワイ州で行われた「2012年国際機能性食品学会(ISNFF 2012)」で発表された。

試験では、物忘れを自覚する45歳から70歳の男女20人(平均年齢50.9歳)に、乳酸菌飲料(殺菌)200ミリリットルを、1日1回朝食前に飲用してもらい、8週間後、高次脳機能障害等を短時間で簡便に評価できる「アーバンス神経心理テスト」を実施。

「即時記憶」「空間認知」「言語」「集中力」「短期記憶」を評価した。

その結果、「総合点」「言語」「集中力」「短期記憶」が飲用前に比べて有意に改善。

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