2012年12月31日 07:03
三重県伊勢神宮近くに軽トラが連なる、うらのはし軽トラ市ってどんな市場?
今も昔も年間通して多くの参拝客が集う、ご存じ三重県の「伊勢神宮」。
周辺には当然、その人出に目をつけた観光スポットが多数存在する。
中でも最近赤丸急上昇の人気を博しているのが、伊勢神宮にほど近い浦之橋商店街で行われている「うらのはし軽トラ市」だ。
うらのはし軽トラ市は、毎月第3日曜日の午前8時から正午まで行われている。
伊勢神宮のにぎわいとは裏腹に、いつしかシャッター街になりつつあった同商店街に、客足を取り戻すために始まったイベントだそうだ。
2年ほど前に始まり、2012年12月で29回を数える名物イベントに成長した。
朝8時、地元はもちろん伊勢志摩のあちこちから、様々な物品を荷台に積んだ軽トラがブイ~ンと集まってくる。
そして商店街の軒先に乗りつけたと思いきや、荷台からコンテナを降ろして店(たな)を手際よく広げ始めるのだ。
コンテナの中に入っているのは、四季折々の野菜や生花、魚介類を筆頭に実に多様な品だ。
日曜朝の商店街に響きわたる「らっしゃーい!」の威勢のいい声が響き、一気ににぎやかな雰囲気に包まれる。
気候が温暖で、海も山もあって豊かな自然がウリの伊勢志摩。
軽トラ市に集まる品々はどれも、自然の恵みがぎゅっと凝縮された逸品だ。