2013年1月8日 14:06
【話題】一見すると帽子のように見える自転車用ヘルメット「カポル」
自転車は車道を走らなければならないが、自転車専用レーンの普及はまだまだで、スピードを出す自動車との並走での事故も多い。
安全のためにはヘルメットをかぶることが望ましいが、かごつきのいわゆるママチャリでの普段着での使用に、無骨な白ヘルメットや流線型のスポーツサイクル用のものは気恥ずかしい……。
そんな女心をついて注目を集めているのが、カポルだ。
カポルは、一見すると帽子のように見えるヘルメットだ。
ヘルメットの上に帽子をかぶせ、一見するとヘルメットをかぶっているように見えないようになっている。
発売元である日本パレード(東京都北区)は、マーチングバンドなど、パレード用の衣装やグッズ、ステージ衣装を製造・販売を行う会社。
そんな会社がなぜ自転車用のヘルメットを?日本パレードでカポルの営業を担当する内藤正直さんに聞いた。
「直接のきっかけは東京都のシルバー人材センター」の上部団体である公益財団法人東京しごと財団よりのご要望でした」高齢者の自転車での死亡事故の増加、そしてその原因の7割近くを頭部損傷だという。
シルバー人材センターでも、仕事先への往復での自転車を利用する会員(シルバー人材)