大学センター試験も終了し、受験生にとっては最後の追い込みの時期に突入。
同時に風邪やインフルエンザの流行もピークを迎える。
のどがガラガラするなど不快な状態になると、勉強にも集中できないだけではなく、炎症がひどくならないかと不安にならないだろうか?そこで、のどをベストな状態にして風邪から体を守る方法を紹介する。
そもそも、風邪はどのようにして引き起こされるのだろうか?私たちののどの粘膜には「線毛(せんもう)」という組織があり、毎秒約15回の速さで活発に運動をしている。
線毛は鼻や口から入ってきたウイルスや細菌が粘膜に付着すると、自らの運動によってせきや痰(たん)と一緒に体外に排出。
体内に異物が入らないようガードしている。
しかし、粘膜が乾燥すると線毛の働きが悪くなり、異物から体を守る機能が低下してしまう。
簡単にウイルスや細菌が入り込める状態となり、のどは「痛み」「ガラガラする」などの炎症を起こす。
やがて「せき」「発熱」といった症状に進行し、本格的に「風邪をひく」状態になる。
医師の吉田たかよし氏(本郷赤門前クリニック院長)によると、のどから風邪予防をする手段として「のど飴」