「失恋するとニキビができやすくなる」という説があります。
たしかに、彼氏と別れた後に気がつくと額やアゴ、ほおなどにニキビができていてガックリしてしまったという経験をした人もいるでしょう。
しかし、失恋することとニキビができることの間には、因果関係があるのでしょうか。
これが本当だとしたら、なぜ失恋するとニキビができるのでしょうか。
■ニキビの原因は過食・睡眠不足・精神不安定などのストレスにあるニキビの原因のほとんどは、やはりストレスによるものです。
不安やイライラ、さらには過労や睡眠不足などからくるストレスが、ニキビができる原因になりがちです。
そう考えると、失恋もじゅうぶんにストレスの原因になることがあるのです。
しかし、なぜストレスがニキビと関連しているのでしょうか。
私たちの体には、自律神経というものがあります。
人間は誰しも、起きて人間として“活動”している時に働いている「交感神経」と、休んでいる時に働く「副交感神経」がバランスをとって生活をしているのです。
ストレスを感じていない状態においては、交感神経と副交感神経が上手にバランスをとっています。
しかし、失恋をしたことで精神的に不安定になると、ガクンとそのバランスは崩れてしまうのです。