自分から好んで転職する場合は、年収や待遇の良さなど、ある程度織り込み済みで計画性を持ってできるものですが、やむを得ず転職せざるを得ない状況に陥った場合、心配になってくるのが住宅ローンの返済です。
転職による年収ダウン、ボーナスのカット、キャリアダウン、また昇給スピードのダウンなど、住宅購入における転職にまつわる懸念は、そのままローン返済計画にも響いてしまいます。
そこで転職しなければならなくなったとき、住宅ローン返済についてはどんな手だてをとっておけばよいかをまとめてみました。
■年収ダウン・ボーナスカット時の、ローン見直しについて年収ダウンによるローン返済の見直し方法は、契約中のローン会社への相談、借り換え、繰り上げ返済、親族へ資金援助を頼むなどの方法があります。
転職後の借り換えは現状難しいこともあるため、まずは現在契約中のローン会社への相談か、繰り上げ返済で月々の返済額を減額する方法から検討してみるとよいかもしれません。
減額してくれる方法は、ローン会社や各種条件によって受けられるものが異なる場合があるようです。
例えばフラット35の場合、月々の返済金額を減額しても、上限返済期間内に返済が可能であれば、一定期間の返済金額の減額やボーナス払いのとりやめ、上限期間内の返済期間延長は受け入れてもらえやすいようです。