2013年3月25日 09:32
小さなイボが首まわりに増えてきた! 通称“首イボ”の撃退法とは?
30代を迎えるあたりから、首周りに小さなイボができることがある。
最初は1~2個だったイボが、いつの間にか多発している場合も……。
特に痛みやかゆみはなくとも、指でつまめるほど飛び出したイボは人目につきやすく、男性はワイシャツの襟、女性はハイネックやアクセサリーで擦れて、不快に感じることもあるようだ。
一般的に“首イボ”と呼ばれているが、首以外にも、脇の下、胸、脇腹、鼠径部(そけいぶ)など、皮膚の薄い場所にできやすいのが特徴。
イボは皮膚の線維や脂肪から成り立っている。
医学的には、イボの大きさによって名称が変わり、2~3mmで多発しやすいものを“アクロコルドン”または“スキンタッグ”と呼ぶ。
単発でやや大きなもの(直径約1cm)は“軟性線維腫”。
軟性線維腫が更に大きくなり、皮膚面から垂れ下がるようになったものは“懸垂性線維腫”と呼ばれている。
このようなイボは良性の腫瘍で、感染の心配はない。
ひとつだけできる場合もあれば、数えきれないほどたくさんできる場合もある。
皮膚の老化、または体質によってできるもので、アクロコルドンは早い人なら20歳くらいから発生する。
しかし、ほとんどは30歳以降に発生し、加齢とともに増えていく。