春は職場の歓送迎会をはじめとして、何かと飲み会の多い季節。
誘いを断りたい場面もあると思いますが、上司や先輩から誘われた飲み会を断るときなどは、「社内での自分の評価に影響するのでは?」と不安になってしまいます。
そこで今回は、中央話し方教室の代表講師である栗原君枝先生に、「相手を不快にさせずに、上手に誘いを断るためのポイント」を聞いてみました。
「ハッキリ断ることが苦手な人も多いようですが、あやふやな言葉はかえって相手を不快にさせてしまいます。
断るときは、ハッキリ断るのが一番です。
ただ、『無理です』と言うだけでは印象が悪いですから、理由もきっちり伝えた上で、断るのが良いでしょう」――例えば、上司から飲みに誘われて、「いや、今日はちょっと……難しいと思います」といった、あやふやな返答をするのはよくないのですね。
「”今日は久しぶりに会う友人と、食事をする予定になっておりまして。
残念ですが、ご一緒できません”と、理由を明確にしてハッキリ断りましょう。
よほど特別なお誘いでない限り、先約を優先することに対して怒る上司はいないはずです。
」「良い断り方の一つに、代替案を提示するというものがあります。