絶対食べたい! ”香港通”がおすすめするマニアックグルメ
リピーターはもちろん、初心者だって「観光客がたくさん行くところじゃ物足りない! 」という人も多いだろう。
そこで今回は、香港通がオススメするちょっとマニアックなグルメを紹介する。
まずは意外に思われるかもしれないが、空港内にオススメの一品がある。
香港国際空港内にあるキャセイパシフィック航空の旗艦ラウンジ「ザ・ウィング」内で提供している坦々麺だ。
「空港内の食事なんて……」と侮るなかれ。
旅行や出張で何度も香港を訪れている人たちから絶大な支持を集めている坦々麺なのだ。
同ラウンジ内にある「ザ・ヌードル・バー」で坦々麺は楽しめるのだが、上海スタイルの担々麺ということで、辛くはなくとってもまろやか。
クラッシュピーナッツがプラスされていて、こちらがいい感じにアクセントとなっている。
ミニポーションなのでちょっと小腹が減った時でもOK。
ザ・ヌードル・バーでは、チャーハン、シュウマイなどがブッフェ形式で提供されており、旅のしめくくりに忘れてはならないスポットの1つだ。
次は、香港の「ザ・ランドマーク・マンダリン・オリエンタル香港」で4月2日から5月5日までの期間限定で提供するティーセット「MO Bar’s Jimmy Choo afternoon tea」。
こちらは、世界のセレブたちに愛されている高級ブランド「ジミーチュウ」とのコラボレーションで誕生したものとなっている。
セットのデザートは、ジミーチュウの2013年春夏コレクションからインスピレーションを得たもの。
1960年代後半から1970年代前半のジプシーデザインが強調されていたり、高級感があって揺れ動くような色づかいやエンボス加工のレザー、フリンジ、房飾りなどを使ったりと、女性たちのファン心理を映し出したような内容に見事に仕上がっているという。
料金は月曜日~金曜日は260香港ドル(約3,150円)、土日は280香港ドル(約3,390円)。
食べるのがもったいないくらいのかわいさ。
しっかり目で楽しんでからいただこう。
香港には、独自に発達した「香港式喫茶店=茶餐廳(チャーチャンテーン)」という業態の飲食店がある。茶餐廳はレストランではなく、カフェでも大衆食堂でもない。
ドリンクメニューが充実しているのでカフェのようではあるが、レストラン並みの食事メ ニューも取りそろえており、しかも朝、昼、晩食べられる。
数ある茶餐廳の中でも、香港の芸能人も好んでよく来るという人気の店が「華星冰室」だ。
同店のオーナー・陳家興さんが「ぜひこれは味わっていってほしい」と強く勧めてくれたのが、黒トリュフ入りスクランブルエッグトースト。
37香港ドル(約433円)といいお値段なのだが、パンの上にとろけるような食感のスクランブルエッグがたっぷりのっており、その上にア クセントとして黒トリュフがおしげもなくまぶされている。
ふわふわしたパンと、とろっとした卵、クラクラするようなトリュフの魅惑的な香り……。
これらが三位一体となったこのトースト、やみつきになりそう! 初めは「ちょっとお高いかも」と思っていたが、実際の料理を目の前にすると、「トリュフがこんなにのっていて、この値段でいいの!? 」と困惑してしまうほど。
陳さんいわく、同じメニューをホテルで食べたら10倍の値段はするという。
以上オススメグルメを堪能して、楽しい香港滞在にしてください!【拡大画像を含む完全版はこちら】
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