「ウェンディーズ」のフライドポテト、外サクッ&中しっとり独特食感の秘密
ファストフードの定番サイドメニューといえばフライドポテト。どれも同じようでいて、実は特徴がある奥深い世界なのだ。ポテトメニューが豊富なウェンディーズにフライドポテトへのこだわりを聞いてみた。
2011年12月に復活したウェンディーズは、撤退時よりもちょっと高級というイメージ。スタンダードなハンバーガーもあるが、プレミアムタイプのメニューも人気だ。そんなウェンディーズのポテトは、ちょっと細目の「ナチュラルカット・フレンチフライ」と、素材そのままの味を楽しめる皮付きの「ベイクドポテト」の2本立て。
ウェンディーズ再上陸で、ナチュラルカット・フレンチフライも同時上陸。外側はカリッと、中身はしっとりのポテトメニューも復活した。
原料のポテトはアメリカ産で、品種はラセット・バーバンク。アメリカのフライドポテトでは定番の品種だ。他のチェーン店より細いため、長く見える。
ナチュラルカットと名付けられた理由は、両端にポテトの皮を残しているからかもしれない。この皮があるせいか、ポテトの風味や香ばしさも強調されているような気がする。調理に使う油はパームオイル。ヤシの果肉から抽出された植物油だ。カロチンを含み、少し赤みのある油のため、ポテトの揚げ色も独特の色合いとなっている。