油断は禁物! 家にカビを生やしてしまうNG行為6つ
日本は非常に湿気の多い国です。そのため、うっかりしていると自宅の至るところにカビが発生します。梅雨に備えて、除湿剤などを準備している人も多いと思いますが、いくら除湿剤を使用していても、ちょっとした不注意でカビは生えてしまうもの。
そこで今回は、そんな家にカビを生やしてしまうNG行為を紹介したいと思います。カビ対策専門業者、プレモの山田さんにお話をうかがいました。
「キッチンの換気扇は、煮炊きをするときだけ回すという家庭が多いようです。しかし、シンクで食器を洗ったときなどは、水蒸気が発生しています。お湯を使用するときはもちろん、夏場なら水でもかなり水蒸気が発生してしまうのです。
それが、キッチンやその他の居室に充満し、カビの原因となる可能性も。最近の住宅は気密性が高いため、一旦水蒸気が充満してしまうと、部屋の中にいつまでもとどまってしまうのです」
「クローゼットや押し入れは、カビが発生しやすい場所です。こまめに扉を開けて換気することも重要ですが、物を詰め込みすぎないというのも一つのポイント。隙間なく物が詰められていると、風が全く通りません。
収納スペースに物を入れるときは、下にすのこを敷いて、壁と物との隙間を作るようにしましょう。